世の父親よ聞け!イクメンになる事は妻や家庭の為ではなくて自分自身のためだ!
イクメンという言葉も世に浸透していますよね。
あなたは、もしくはあなたの旦那さんは「イクメン」ですか?
目次
そもそもイクメンの定義とは?
NPO法人「イクメンクラブ」によると以下の3箇条がイクメンの定義としてかかげられています。
- イクメンとは育児を楽しめるかっこいい男の事である
- イクメンは、子供たちを広く多様な世界へ誘い出す
- イクメンは、妻への愛と心づかいを忘れない
なるほど。
「イクメン」って・・・
自分の子供の育児に関わる事が「かっこいい」からやるのでしょうか。
広く多様な世界へ誘い出すというのは、一緒にキャンプへ行ったり、釣りに行ったりとか、そういうことでしょうか。
イクメンである事は妻への愛と心使いを忘れずいる事?(コレは激しく同意しますが…)
はてさて。
母親に「イクレディ」とかそんな言葉はないですよね。例え手に職がある母親だとしても。
でも、父親にはある。
私はこれらの「イクメン」という言葉の意味を考えてみると育児は家庭を持った男の人の「オプション」という感覚を覚えるのです。
つけるか?外すか?みたいな。
イクメンという言葉が浸透している世の中ではありますが、
家庭を持った男の人はやはり仕事が自分のメインであって、家庭の事、育児は妻がやるべきと考えている人がまだまだ多いというのが現実ではないでしょうか。
(そうである現実を否定する気もありませんし、そうある現状は仕方ないと思っていますので悪しからず)
ただ、イクメンの方向性に疑問を覚えるのです。
NPO法人「イクメンクラブ」のホームページにあるステートメントの欄に以下の事がかかれてありました。
イクメンは、楽しくて、しんどくて、
かっこわるくて、かっこいい。育児は、楽しい。育児する男は、かっこいい。
育児するパパが増えれば、ママも家族も、きっと日本も幸せになる。
育児するいい男を、イクメンと呼ぼう。
私が違和感を感じるのは下から2番目の文章
「育児するパパが増えれば、ママも家族も、きっと日本も幸せになる。」
これ。
実際に育児に真剣に取り組んでいる男性はもうわかっていると思うんですが、違うんだと思うんです。
ママや家族や日本が幸せになるんじゃない。
父親自身が幸せになるんです。
そこを是非とも強調していただきたい。
育児は父親を幸せにする
母親がなぜ育児をするのか?
当然、自分が生んだからという事もありますが
努力と忍耐の先に一瞬、幸せになれる瞬間があるから。
確かに、子供ができてしまったし→生まれてしまったし→育てなきゃいけないし→
そんなこんなの毎日でどんどん月日が経って子供が成長していくのですが、
おっぱいをあげて、オムツを変えて、睡眠時間が減って、肩が凝って、乳腺炎で熱が出て、抱っこのしすぎで腱鞘炎になって、ぎっくり腰になって・・・
そんな割と過酷な毎日でも、自分を必要としてくれているのを感じたり、一緒に苦手を克服したり、子供が喋れるようになって
「お母さんと一緒に〇〇して楽しかった!」
「お母さん大好き」
「お母さんお弁当作ってくれてありがとう」
などと 言ってくれるとやる気も出るし、やって良かったと思えるんですよね。
努力が報われた瞬間です。
その幸福感はなんとも言えなくて、仕事で何かを成功した時の物とは違う、ジーンとくる生身の温かさがあって自分の存在が肯定された瞬間と言いましょうか…。
他人や会社からは感じ得られない感覚なんです。
その幸福感を味わうためには育児に積極的に関わる必要があるのだと。
父親でも同じ事が言えるはずです。
関わった分だけその幸福感を得る事ができるのです。
自分のオプションから育児を軽く外した人は、努力や苦労が少ない分、得られる幸福感も少なく、求められる事も減り、結果として家庭から弾かれていくんです。
ドキッとした人、ハイ。手〜あげて〜。
育児はとっておきの勲章をくれる
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