卒乳・断乳の効果的な3つの方法

2022年5月6日

先日、我が家のわがままっ娘が2歳7ヶ月にしてやっと卒乳(断乳)に成功しました。

長男の時に試した方法が下の娘には全く効かない!という私の母親経験値をレベルアップさせてくれた手強い娘に最終的には何が効いたのか!?

私のあの手この手をここに綴りたいと思います。

いや〜色々試した。

断乳でお困りの方に少しでもお手伝いできたらいいな。

目次

効果的な方法1・言い聞かせる

息子の時はこれが効いたんですよ。

はじめに説明しておくと、一人目の時は自然に卒乳できればいいな〜。授乳自体も苦ではないし、息子が止めたくなるのを待とう。という思いがありました。

あ、最近は結構多くのママさんが2歳過ぎまで授乳を続けるという傾向が強いです。

一昔前までは「母乳は1歳をすぎるとただの砂糖水のようになり栄養がなくなる」という説が強かったようですが、近年の研究では母乳を飲む年数が長ければ長いほど病気にかかるリスクが減るという研究結果も出ていて3歳近くまで母乳をやめないという人もいます。(母乳研究の小児科医の発表会に参加した時に聞きましたよ)

息子の時も2歳半まで夜と眠くなった時だけ授乳するというスタイルだったのですが私が娘を妊娠したのをきっかけに卒乳する運びとなったのです。

ちなみに、私の場合は妊娠するとおっぱいが張って痛くなり母乳もあまり出てこなくなってきたんですよね。すると息子が「あれ?チューチューしても出てこないね。」と自分から言ってきました。

で、「お兄ちゃんになるとおっぱいが必要なくなるからでなくなるんだよ〜!きっともうお兄ちゃんになったってことなんだね!カッコイイ〜!!!」とのせました。

すると本人も成長して自分もお兄ちゃんになってきたんだ!という自覚が目覚めたらしく自分から「じゃあ、やめる!」と言ってその時からおっぱいを見ても飲みたがるということはなくなったんです。

私もこんなにすんなり卒乳することができるなんて驚きでした。

でも、人って2歳半になると理解力が増してきて事態が把握できるようになるんだな〜と感心したのを覚えています。

と・こ・ろ・が!

娘にはこの論法が全く通用しなかった。

2歳半に来た頃には母乳自体の量も減りあまり出てこなくなっていたので同じく「お姉ちゃんになったんだね〜!素敵〜!」などとのせてみましたが、理解してもらえず・・・。

それとこれとは別の話!といつまでもおっぱいを要求されてしまいました。

なので、言い聞かせて聞いてくれるというのは性格にもよるのだと思います。

言い聞かせが効果的な子供の特徴

  1. 物分りが良く穏やかな性格
  2. お兄さん、お姉さんに憧れがある
  3. 母を思いやる優しさが日々見られる

効果的な方法2・牛乳やおしゃぶりなど別のお気に入りを見つける

息子も娘もそうなのですが断乳・卒乳が終わると同時に他の依存物が必要になってしまいました。

それまではおっぱいだったものが、おっぱいの他のものでも気を紛らわせられるようにしなくてはならなくなりました。

うちの子の場合は牛乳でした。

とにかく牛乳をたくさん飲むようになって与えすぎかな〜って悩んでしまうほど牛乳を飲ませてしまいました。

これをやるとご飯を食べなくなってしまう傾向があるようなので注意が必要です。

(息子、娘、幼稚園のお友達談含め牛乳大好きな子はご飯特におかずを食べたがらない傾向が強いようです!)

仲の良い子の話を聞くと、

  • 親指のおしゃぶり
  • YouTubeや家族行事などの動画
  • おやつ
  • おにぎり
  • お味噌汁

などなど。

代わりの大好きなものが登場してくるので、その子の好きなもので気を紛らわせてあげることで激しい「ぐずり」を解消できます。

代わりのものを与えずにとにかく忍耐で卒乳・断乳を続けるのは親も子も精神的にも肉体的にもきついです。

私のママ友さんは断乳の1週間で母子ともに疲れ果て、膀胱炎になってしまった・・・という方もいます。

断乳・卒乳を決意する前から精神安定剤として使えるものを事前に研究しておきましょう。

効果的な方法3・乳首に辛いもの、苦いものを塗る

非常に古典的な方法ですが、うちの頑固娘にはこの方法が最終的に一番効きました!

辛いものでも効くもの、効かないものがあります。

娘に実際に試した辛い物たち

  1. からし
  2. ハバネロ

家にあったものを試してみたのですがからしは全然効きませんでした!

よだれで必死に流して辛いのを拭いおっぱい復活。

ですが、ハバネロ!

これは最強ですね。大人でも辛くてたくさんは使えないほどですもの。

最初は遠慮してほんの少しだけを乳首に塗っていたのですがカラシ同様よだれで流して復活してきてしまったんですが、もう乳首が痛い!ってくらいたっぷりめに液体のハバネロを塗って吸わせてみたところ

「ギャー!」となっておっぱいが辛い!!!と大泣き。

私はそんな娘に

「え!?おっぱい辛いの!?ついに!?お姉さんになっておっぱい必要なくなったから辛くなっちゃったんだわ〜。毒かも!!!大丈夫!?」

と、大げさにしらばっくれながら心配して見せました。

すると、毒だったらどうしよう・・・と思った娘はその後はおっぱいを見ても吸おうとはしなくなりました。

私の場合は冷蔵庫に入っていたハバネロを試しましたが子供の親指のおしゃぶりを防止するための苦いお薬もあるらしく、これでも効果があるという話も聞きました。

ハバネロはちょっと・・・と思った方はこの薬も試してみてもいいかもしれませんね。

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試してみたけどダメだった断乳方法

  1. おっぱいに絵を描く

絵が書いてありますが何か?と何の疑問も持たずに吸い続けていました。

2.1ヶ月間という期限を決めて終了日を事前に知らせる

1ヶ月根気よく「この日が来たらおっぱいバイバイね」と毎日カレンダーを見せるというもの。

これも物分りの良い子や優しい子には効くと思いますが、うちの娘のように頑固一徹な人には不向きなようです。

「その日」が来ても「えー!!!やめるなんて無理〜!!」と泣きじゃくり、終いには吐く・・・。そんな時間に耐えられなくなってしまい結局おっぱいを再開するという運びになってしまいました。

断乳・卒乳後の寝付かせ方法

添い乳をして寝付かせをしてきた人にとってはおっぱいをあげなくなるとどうやって寝付かせたらいいのか?疑問が湧いてくると思います。

私は長男の時は卒乳後は横に添い寝してポンポンと体を優しく叩いてあげるだけですぐに寝てくれました。

しかし、娘はそれでは眠れなかったようで泣きじゃくる毎日。

どうしたらいいかな〜?と考えて寝ることに集中させるんじゃなくて寝ること以外で集中させよう!と思い、「おはなし」をすることにしてみたんです。

本人が主役の架空の話や、大好きなディズニープリンセス系のおはなしの主人公を娘の名前にするなどしておはなしに夢中にさせるようにしました。

すると、おはなしに聞き入っているうちにどうやら眠たくなったらしく、ぐずらずにすんなり寝てくれるようになったんです。

それ以降は毎日おはなしをして寝付かせを行っています。

おはなしを聞くと眠くなるというサイクルがついたらしく毎日1本のおはなしをすると寝てくれるようになりました。

寝付かせで苦労しているという方がいたらお試しくださいね!

まとめ

卒乳や断乳はその子と親の関係や考え方によって人それぞれタイミングもあると思います。他人にどうこう言われたからではなく自分と子供のタイミングを見計らって行うと良いと思うのが私の考えです。

「まだ飲ませてるの!?」などと干渉してくる人もいるとは思いますが自分が決めた期間で卒乳、断乳したらいいのではないかと思います。